徳川（金沢）

（9/15昼）宿の朝食は加賀野菜の煮物類が充実しており、味噌汁もちゃんと作られている。おしんこが種類もあり味もとても良く、大満足。部屋の設備もミニマムながらツボを押えているし、満足度が高い。

今日は仕事はないのでチェックアウトして駅に荷物を置きJRのレンタサイクルで観光。浅野川に出て彦三大橋を上り浅野側大橋を渡りひがし茶屋街。昔風の建物が立ち並び観光客が多い。この付近には寺院が集中しているので幾つか見物。静寂の中に蝉と蟋蟀の声がするのが面白い。川に戻り、天神橋近くで川に足を浸す。街中の川なのに人が少なく騒音もないのでつい考え事をしたりする。

橋を渡り、裏道を行くと徳川という蕎麦屋を見つける。ここはノーマークだったが様子が良いので見過ごせず入る。引き戸を開くと靴がいっぱい脱いであり、驚く。まだ11:30なのに、人気店らしい。テーブル席に相席させてもらう。横には囲炉裏があり、その周りに10人位お客が座っている。

メニューを見ると安い。小瓶、塩おろしそば（500円）、皿もり（600円）を頼む。お客は馴染みというより初めての人が多い様子。最初に出てきたのは大根おろしが乗り塩だれがかかった蕎麦。塩とおろしなので大変爽やかで真夏向きだと思った。皿もりは普通のせいろだがつゆが甘さ控えめで蕎麦は茗荷谷の紀庵のと似ていて、冷たくしめてある。皿もりの方が気に入った。蕎麦湯は蕎麦猪口で出されるが白濁とろとろで最高に旨い。

金沢市兼六元町13-14

再び自転車に跨り兼六園へ。300円払い、入るが暑くて20分程で出る。駅に戻り自転車を返し、駅ビルでコーヒーフロート（430円）。本屋で下流同盟を買い、土産を仕入れるとバスの時間。空港で少しお土産を買い帰りの便に乗り込む。