(9/14夜)ホテルは駅前のドーミーインというところ。着替えて14階の大浴場へ。ここの売りの露天の温泉に浸かると思わず声が出る。
GAPの服に着替え、手拭いを首にかけ、駅からバスに乗り、香林坊で下車、109の脇から裏道に入ると良さげな店がある。横丁に入ると酒場放浪記で紹介された大関。
引き戸を開けると番組に出ていた御大が迎えてくれる。一応予約しておいたが、空いている。感じの良いおかみさんにカウンターに案内され、座るとおでんの鍋がある。サッポロ大瓶で一人乾杯。普通は一杯目が最高だが、最高が三杯目まで続いた。
刺身、ほたてと筍のおでん。おでんはつゆがあっさりとしながら深みのある出汁で日本酒を誘う。熱燗がよく合う。刺身も新鮮。おでんのネタはかなり豊富で20種類位ありそう。他のお客が梅貝を頼んでいて旨そうなので真似して頼むと、キモらしき部分がこってりとチーズのようでクセもなく最高に美味。肉の部分もトロんとしている。この一皿で一合行き、名物の出汁巻き玉子を頼む。
御大は調理場からは引退されたようで玉子焼きは二代目(?)の方が作ってくれたが、甘み控えめで柔らかく、三つめまで箸が止まらず。酒をお代わりして蕗とじゃがいものおでん。じゃがいもは小芋の代打だったがツワモノであった。
四合位飲み5000円弱。店の中の時間の流れはゆったりしており、おかみさん達の熟練の接客もあって、良い床屋から出たような気分。
金沢市木倉町1-5
店を出て界隈を散歩する。すると調べておいたリストにあった更科藤井という蕎麦屋を見つけ、入り口まで行くが中を覗くとお客がいないのでやめておく。まだ時間が早いためだろう。ぶらぶらする。Mr.Xにメールすると明日から富山に帰省するとのこと。40分程かけ金沢駅付近に戻り、駅ビルのラーメン屋で生と担々つけ麺。チャーシューを食べると口が拒否する感じ。そろそろこの手のラーメンは卒業する年かも。
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