夜のエネルギー補給は鰻に決め、東京グルメで調べて銀座のひょうたんやに向かった。店に入ると、銀座とはとても思えないような、くだけた様子に面食らった。カウンターに着席すると即座に飲み物をきかれるので、しかたなくビールを頼む。昆布の佃煮とビールが出されると店主から注文を聞かれ、特上(2200円)を注文。
ビールを飲んでいると後ろの二人連れの会話が耳に入ってくる。ビール、尿酸値、薬、副作用、といった話題なのだが、二人とも妙に朗らかな調子で、むしろやや自慢げに話しているのだが、それがこの店の緩い雰囲気にマッチしていて心地よく聞こえてくる。10分位でその席に女史が加わると、話題は銀座で500万使った人の話に変わった。そりゃそうだわなと納得する。
鰻は柔らかいというより歯ごたえのあるもの。後で調べると蒸さない関西風だった。たれは甘さ控えめで、ご飯は固めと自分の好みに合っていた。満足。自分にとっては店の雰囲気を感じるためだけにでも、また来る価値があると思った。
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