加藤和彦死す。中学の時、H君の家でミカバンドのHOT!MENUを聞かせてもらったのが最初の出会いだったが、今思うと、まるで別の惑星の音楽に触れたような違和感と興奮を覚えていたような気がする。ジャケットも衝撃的で、最初は気持ち悪さを感じた程だった。H君は柳ヶ瀬の飲食店の息子で、Carolが解散した時は特集ネタの壁新聞を作ったり、自分でもギターを演奏して学祭でライブをしたりする進んだ子、いつもオーバーオールを着ていた。他には泉谷しげる、ユーミン、チューリップ、CREATIONなどを彼の家で聞いていた。H君は当時秋吉久美子の大ファンで、映画館でバージンブルースを見てきて、「高岡健二はとんでもないが、やらせる秋吉久美子も秋吉久美子だ」と言っていたのをよく憶えている。
バンドの曲選びの名目で六本木Y宅に集合、Sと六本木ミッドタウンのスーパーで待ち合わせ、ワイン、テキーラ、ビールを買い、部屋へ。Yが肴を用意しており、つまみつつ酒。とりあえずストーンズの曲が決まり、うだうだしていると、同じ高校の同級生のもう一人に連絡が付き、参加を要請、ほどなくMが登場、写真部の仲間に30年ぶりに再会した。おまけに高校の卒業アルバムを持ってきてくれたので、非常に盛り上がった。ワインも4本程持ってきてくれたが、もうあまり飲めず。〆のシチューライスを食べて解散。
ですよね、私にはフォークルというよりミカバンドの方が身近でしたが、最近はパッチギにはまっていました。私も、最近「諸行無常」の観念に支配されてます。秋の季節の影響もあるかもです。
投稿情報: モリ夫 | 2009-10-23 01:04
ごぶさたしてます。 加藤和彦氏の自死は自分にとって本当にショックな出来事でした。 「おらは死んじまっただ~」では洒落にならないです。
最近、まだ21歳の知り合い(美容師さんです)も同じ形であの世に行ってしまいました。
すみません、暗くて。
「生きてるうちが花なのよ 死んでしまえばおしまいよ」と思います。
合掌
投稿情報: emilio | 2009-10-22 22:06