薄曇り。東京駅から赤坂まで歩くことにし、家を出る。東京駅を出ると新丸ビルがあり、地下街をひやかす。高級な店ばかりで興味が湧かず。5階には飲み屋もあるらしいのでそのうちに。
皇居の中は空いている。議事堂前を抜け、キャピタル東急に来るとすっかり建物は壊されていた。砂場に行く予定だったが、変更して黒澤に入る。入るとコース席か蕎麦席か訊かれ、蕎麦席へ。お香の香りがして神妙な気分になる。沢山の店員に迎えられ良い気分。
後で車を取りに行くのでビールは中止し、せいろ2枚、とろろせいろ1枚。店員が妙に気合が入っているというか、映画の撮影をしているかのようにふるまって見えるのはこちらの思い込みか。
蕎麦は中位の太さでコシも甘みもある。つゆは出汁の香りがとても良く、相当旨い。後でパンフを見ると山梨の翁で修行した人が打っているとのこと。蕎麦湯は薄いが、割って飲むと出汁の良さがよくわかる。
トイレにたち、個室のある方を通ると、少し薄暗く、低い音で乱か何かの黒澤映画の曲がかかっており、軽く鳥肌が立つ。是非個室で食べてみたい。
千代田区永田町2-7-9
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