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8月最終日は京橋を歩いていて見つけた紅葉川へ行った。12:10頃だったため店内は混雑している。大もり(820円)を頼んだ。蕎麦は細めで、色は白い。一口食べると、何故か正統派の蕎麦だな、と思った。麺は細いがコシがあり、口に入るとツルツルする。つゆは香りが良く、少し辛口で旨みは控えめのもの。食べ終える直前にタイミングよく蕎麦湯が運ばれてきた。
仕事を終え、恵比寿から麻布十番まではっぴいえんどを聞きつつ歩く。歩道の景色と意外な位マッチする。赤羽橋辺りで持病のヘルニアが再発のきざしを見せたため、歩き方を工夫してみた。自転車歩き、吊り歩きなど。どの歩き方でも同じだった。コンドロイチン飲んでるんだが。
あべちゃんに入るとカウンターが空いていた。生、煮込み、奴。焼き物は2本単位だそう。シロ、レバ。生のコンディションよし、煮込み旨し、いけてる。ちょっとびっくり(失敬)。煮込みは名古屋のドテ焼き(?)風の少し甘くて濃厚な味。ご飯が欲しくなるタイプ。豆腐が入っていて、実に旨い。焼き物もこれなら文句なし。ここの煮込みを食べると旨くて思わず眉を寄せてしまう。
続けてレモンハイを頼む。少し甘い。単なる炭酸割りはないかと聞いたが、ないとのこと。レモンハイは芋焼酎を使っている。その芋焼酎のロックとレモンハイを追加。サンデーソングブックの新春放談を聞きたくなり、聞いた。もつ焼き屋でヘッドホンは合わないけど。ちなみに、ここは、明るく、広く、客層は老若男女多彩。
開店を待ち紀庵。今日は懸案の五目そば。大盛り(1150円)を頼んだ。揚げ玉、蒲鉾、胡瓜、鰹節、椎茸、万能葱(か?)が上に乗ってくるぶっかけ。出てきた時にまたしても大盛りを頼んだことを少し悔やんだ。しかし、ぶっかけなのに蕎麦が強く、旨い。
(8/29夜)22:30頃に飯田橋付近で店を探していると、新しいビルに春花秋灯という店があるのを見つけた。新しいビルの2Fに入っている今風居酒屋。11:00ラストオーダー、11:30閉店でもいいかと聞かれるが、当然OK。店内は個室に別れている。
生ピッチャー、茶豆、お造り、シシャモ、烏賊焼き、鮪カマ、鳥唐、山芋揚げ。続いてサンザシハイ、レモンハイ。ここでラストオーダー。レモンハイ×2を頼み少し寛ぐ。しかし間もなく閉店。8月にオープンしたのだそう。時間が短かったためか、凝った感じの器、例の書体のメニュー、マニュアル対応のクルー、等々の今風の感じのためか、あまり酔えないまま店を後にした。
快晴の今日は、11時半過ぎに恵比寿のなゝ樹へ。真田そば(850円。大盛りは1100円)を頼んだ。真田そばとはとろろせいろのこと。3分位で出てきた。出てきてからここの大盛りは量が多いことを思い出す。
薬味におろし、葱、それからうずらの卵が付く。とろろはかき混ぜてないので、最初は混ぜずに普通のつゆで食べる。田舎蕎麦だが、それ程固くなく、しなやかで食べやすい。つゆも柔らかい旨みがある。山葵も良かった。蕎麦湯は薄い。正午近くになると次々に客が入ってくる。平均年齢は結構高めだった。満足して店を出た。
鷹匠を出て、谷中をぶらぶらしていると猫グッズの店、ねんねこ家があった。店の中だけでなく路地にも猫グッズが山ほど置いてある。工房なので、こちらで製作したものを売っているらしい。さすがに店の付近に猫がうろうろしたり、寝ていたり。店内には入らなかったがTシャツと猫画鋲が気に入った(買ってないが)。谷根千路地裏猫分布図というものがあり、どこにどんな猫が出るか書いてあった。
いきなり涼しくなり、ウォーキング日和なので、歩いて鷹匠に向かった。途中、白山で猫を見かけ、呼ぶと近付いてきた。根津に着くと祭り囃子が聞こえてくる。
鷹匠は裏通りにあり、店の入り口は道から奥まったところにある。店内に入ると右手に打ち場、その前にカウンター、奥が床張りで、靴を脱いであがる。店はほぼ満杯だが、なかなか居心地が良い。
生(エーデルピルス。525円)、合い盛りの大(1200円位?)、鴨せいろ(1575円)を頼んだ。合い盛りはメニューにはなかったが、言えば聞いてくれた。お通しは小魚の揚げたもの。合い盛りはせいろと田舎だが、どちらも大変旨かった。田舎はやや黒く、太いがしなやかで食べやすい。せいろものど越しが良い感じがした。
つゆはだしが強めで、旨みを感じる。僅かに甘く、香りも特徴があった(クセはない)。薬味は葱と辛み大根。量は大盛りでちょうど良い位。蕎麦湯は薄め。店主のていねいな挨拶を聞きながら店を出た。わかりにくい場所なのに客が次々に入ってくるのも納得。
江ノ電に乗って、かねてから予定していた鎌倉の華正楼へ。建物の外観や出迎えなどは旅館そのもの。二階の和室は十数畳あり、二方向が窓で、すこぶる眺めが良い。部屋の真ん中に回転式のテーブルが置いてある。
8400円のコースにした。豚耳、ピータン、くらげなど前菜が6点。ふかひれスープ、海老の塩炒め、蟹の冬瓜巻き、牛肉と烏賊の炒め、卵白と帆立、北京ダック、点心、杏仁豆腐。どれも上品な味付けで素材も良く、旨い。飲み物は生と老酒(2合で1050円)。老酒も上品で飲みやすい味。
旨い料理、75年前に開店したという古い建物の雰囲気、広い座敷、眺めの良さ、丁寧な接客によって大いにリフレッシュできた。コストバリューは非常に高い。年に一度位は戻ってきたい。涼しい風のそよぐ鎌倉大仏に参拝し、帰投。
時間が遅くなってしまったので、夜は近所の加賀廣へ。週末ということもあって、21時過ぎだが店内はほぼ満員。生、えいひれ、冷奴、タン、レバ、シロ。今日ももつ焼きが旨い。えいひれも酒に合う。
続けてバイスサワー、ホッピー。今日のお目当てはベーコンステーキ。これはハーフがあるのでハーフを頼む。出てきたのはベーコンというかハムっぽいが、辛子を付けると滅法旨い。特に端の部分の香ばしさは言うことなし。ホッピーの中をお代わりし、山芋の素揚げを食べて〆。
台風一過の暑さの中、一栄へ。池袋サンシャインから少し北にいった裏通りにある。ちょっと緩い感じの雰囲気の店内はL字型のカウンターと、座敷席に分かれていて、レイアウトが居酒屋っぽい。3色そば大盛り(1500円)を頼む。せいろ、田舎、柚子切りの3種類。蕎麦は香りが高く、3種類の特徴が際立っていて旨い。特に柚子切りが気に入った。つゆは香りが良く、少し甘みを感じる上品な味。薬味の山葵も上質。リラックスして食べられ、昼時にも混雑しないこともあり、穴場と言える。蕎麦湯は薄い。
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