軽井沢銀座の奥まで行くと店が途切れ、木が多くなる。少し進んだ所で桑風庵という蕎麦屋を発見、良さそうな感じなので入ってみる。
引き戸を開けると満員。靴を脱いで上がった所にテーブルが並ぶ。声をかけると左側の部屋に通される。こちらも同じ造りで、コーヒーカップが飾ってあったりして落ち着いている。
せいろと鴨せいろを頼むと、「蕎麦は2人前にした方が量が多いので、2人前+鴨汁にしましょうか?」とのことでそうしてもらう。
蕎麦は大きな笊に乗ってやってきた。つゆは大きな徳利、そば猪口の代わりに木のお椀。鴨汁は背の高い大きな木のお椀に入ってきた。
蕎麦には星があり、細めで平たい。表面はややざらざら。つゆはかなり甘口で出汁が美味しい。わんこ蕎麦みたいに蕎麦と少しのつゆをお椀に入れ、わさびを乗せてつゆごと掻き込むと旨い。鴨汁は肉の味がよく出ていて、味付けが濃くないので飲みやすい。茄子と葱が入る。鴨は6切れ位入っているのでお得な感じ。優しい味。蕎麦湯は白濁している。
北佐久郡軽井沢町大字軽井沢688-1
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