14:30頃に牛込神楽坂のたかさごへ。店はビストロ・ド・バーブのすぐ近くにあった。入り口が洒落ている。入ると客が誰もいないので"まだ大丈夫ですか?"と訊いてから着席。4人がけのテーブルが6卓位で、カウンターはない。メニューを見てしばし迷うが、ざるせいろ(893円)を頼んだ。メニューには"昭和16年までは蕎麦は啜らないで食べるものだった"と書いてあり、一寸緊張。
ざるせいろは蕎麦に大きめに千切った海苔がかかっている。器、薬味のビジュアルが優れている上、箸でつまむと海苔がパリッという音がして、期待値が上がる。蕎麦は滑らかな舌触りでコシがあり、風味が良い。量もある。つゆは濃い色をしているが、それほど辛くない。出汁の香りはまずまず。つゆの量も多めで嬉しい。クラシックを聴きながら食べると何となく大仰な気分になる。メニューのことがあるので啜るのは控えめにした。
蕎麦湯はかなり濃い目。粒子が粗くて、ざらっとした感じ。つゆを割って飲むと旨い。つゆなしでも旨いので全部飲んでしまった。
夜に出直したい度:4
新宿区中町22
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